ヨット専門誌Kaziの試乗取材
ジャノー社のサンオデッセイの最新モデルSunOdyssey350

ものすごくボリュームのある船体
そのおかげで
船内は一昔前のヨットとは比べることができないほど広くて快適だ
古い常識では
こんな形の船の性能はとんでもなく悲惨なものだと言われていた
本当にそうなのかを確かめようと
輸入代理店の藤本さんとの二人乗りで
16〜18ノットの北風が吹く相模湾にサンオデッセイ350を連れ出した
クルマの進化にも目を見張るものがあるが
ヨットの進化も負けてない
船体幅の広さはスピード性能を損なうことがないまま
ヒール角を小さく押さえることに貢献し

船首部のボリュームは不快な縦揺れを抑えることに貢献し
かつそれによるボートスピードへの悪影響をも軽減する

常識を疑うことは
セーリングヨットという商品を開発するときにも大切なことなのだと学んだ