2025年3月6日 ダブルハンドセーリング

ヨット専門誌Kaziの試乗取材

ジャノー社のサンオデッセイの最新モデルSunOdyssey350

ものすごくボリュームのある船体

そのおかげで
船内は一昔前のヨットとは比べることができないほど広くて快適だ

古い常識では

こんな形の船の性能はとんでもなく悲惨なものだと言われていた

本当にそうなのかを確かめようと

輸入代理店の藤本さんとの二人乗りで
16〜18ノットの北風が吹く相模湾にサンオデッセイ350を連れ出した

クルマの進化にも目を見張るものがあるが

ヨットの進化も負けてない

船体幅の広さはスピード性能を損なうことがないまま
ヒール角を小さく押さえることに貢献し

船首部のボリュームは不快な縦揺れを抑えることに貢献し

かつそれによるボートスピードへの悪影響をも軽減する

常識を疑うことは

セーリングヨットという商品を開発するときにも大切なことなのだと学んだ