
おやつにザルでもと立ち寄った蕎麦屋さん。昨日の上野の蕎麦屋さんには落語の名人の色紙があったけど、今日は若大将の色紙を発見。

二十代前半の頃、ぼくが若大将の大ファンだと知っていたヨットの大先輩がお遣いを無理矢理に作ってくれて、その大先輩が若大将にお預けしていた世界一周航海記の生原稿を受け取りに、成城にあった当時の御自宅にお邪魔したことがある。
小学生の頃から映画館のスクリーンで見慣れていたお顔のまま若大将は玄関に迎え入れて下さり、奥様もわざわざご一緒に出て来て下さった。
北九州から東京に出てきてまだ日が浅かった田舎の青年は、あまりの緊張に声が出なくなる症候群を発症してしまい、今ではその夢の中にいるような時間の記憶も、玄関ホールの大きなグランドピアノに驚いていたこと以外は朦朧になった。
最近はメディアに出てはいないようだけど、元気でいらっしゃるのだろうか?
